分かりやすい心理所見の書き方(^ ^)専門用語を少なくしてみよう

シロさん
心理検査などをしたら、その結果をまとめるわけです。
職場によって所見の書き方って違うと思うんですが、けっこう頭を使って書くものなので、せっかく書くのならいい感じの心理所見にしたいですよね。
奥が深いので、シロさんのようなただのひつじじゃ語り切れないわけですが…!
とはいえ、ぼくなりに今回は「専門用語を減らしてみよう」というテーマで僭越ながらお話ししますよ。
分かりやすい心理所見って何?
分かりやすい所見って、要は読み手の脳みそに優しい(脳みそを使わせず疲労させない)所見だと思うんです。
言い換えると、パッと見て、「あ~そういうことね」って伝わる所見。
そのためには、様々な工夫が必要ですね。

こひつじ
そうだね~例えば。
- 必要なことが必要な分量でまとめられている(だらだらと書かず、要は何が言いたいのかが明確)
- 項目立ててあって、どこを見れば何が書いてあるのか分かる
- 主語と述語が書かれている
- 今後の支援の方針が明確
などなど。他にもたくさんあると思います。そして
- 心理職以外の人が読んでも、理解できる
ということも、分かりやすい心理所見としては重要ではないでしょうか。
心理職以外の人も見ることを意識して
心理職同士が見るための所見だったら専門用語バリバリ使ってもいいと思うんです。
でも、けっこう他の職種の人も心理所見に触れることがあるんです。
所見をお渡しする相手が、検査を受けた当事者やその家族であることだってあるんです。

シロさん
どうも、心理職以外の人にとって、心理所見って見ても難しいことがあるみたいなんですね。
心理職が当たり前に使っている用語が、一般的な用語ではない可能性をよく考えながら、相手にやさしい文章を書けるといいんじゃないでしょうか。
専門用語って、思った以上に伝わらない
ていうか専門用語以外でも、独特の言い回しも伝わりにくいみたい。
論文を沢山読んでいるからなのかな。硬い言い回しに慣れているんでしょうね。
使う単語が難しいというか。
それに加えて、専門用語が出てきたとなったら、読む側としては

こひつじ
となっちゃうわけです。
「VCIとPRIのディスクレパンシーを比較した結果5%水準で有意差が見られ 云々…」←ね、難しいですよね(^_^;)
まとめ:専門用語を減らし、誰にでも伝わる所見にしてみよう
色々な人が見ても内容を理解してもらえるように、専門用語を減らして平易な文章にしてみましょう。
心理所見は心理職の人以外が見ることが多いのでね。
案外これって意識しないと、できないことだったりしますよ~。
そんなところで、今日は終わりにしたいと思います。

こひつじ
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