臨床心理士ってちゃんと就職できる?仕事はあるの?現状について語ってみるよ

シロさん

シロさん

「臨床心理士って、大学院まで出て資格を取っても、仕事がないんでしょ?」って聞かれます

心理学に興味がある人って多いと思うんです。飲み会でも、ちょっとした心理テストの話をすると盛り上がりますよね~!

「心理学科に行ってみたいと思った」とか、「心理学を生かせる仕事って面白そうだから調べたことあるよ」とかちょくちょく言ってもらえたりします。(ちょっと嬉しい)

心理系の仕事をする人で有名なのは、「臨床心理士」ですかね。最近は「公認心理師」って国家資格もできました。

でも、臨床心理士=就職できない、というのが定説らしい。「だから心理学科に行ったり、臨床心理士になるのはやっぱやめたんだ〜」ともよく言われるんです。

せっかく働こうと思っても、もれなくプー太郎になるとしたら、そりゃ困りますよな!

こひつじ

こひつじ

ほんとに就職できないの?
シロさん

シロさん

さすがにもれなくプー太郎ってことはないよ
というわけで、心理の仕事をしてみたいと思った人がまず初めに抱く疑問と不安、「ちゃんと就職口はあるの?」って疑問に答えてみるよ。

駆け出しの頃はある程度仕事が限られる

駆け出しの頃は、苦戦する場合があります。それは、新卒だけが就活するわけではなく、ライバルの中に転職組がふつうに混ざっているから。

心理業界って、実は途中で転職する人が沢山いるんです。一般の会社員の場合、転職って一大事ですし、人生の中でそう何回もしたくないですよね。転職すると履歴書に傷がついてしまうようなイメージがあると思います。

しかし心理業界ってちょっと特殊。「来年も今の仕事を継続する?」「いや、一つは辞めるつもり。また履歴書書かなきゃなあ」「へー、次も医療系で探してるの?」なんて会話が普通にあります。

常勤職はもちろんありますが、非常勤を掛け持ちしている人が沢山いらっしゃるのが理由のひとつでしょう。

1年契約の非常勤の仕事を、いくつか掛け持ちして、好きな組み合わせで仕事をしていたりします。当然契約が切れるタイミングで、より自分のスタイルや関心に合った仕事に変えようとすることがあるんです。

そうすると1年目2年目の若手と、色々な心理検査がとれてカウンセリングの技術もピカピカに磨いてきたベテランが、ひとつの求人に応募していることがあるわけですね。つまりベテランがライバルの場合、どうしても若手は不利なわけです。

とはいえベテランは条件が良い仕事に応募する傾向があると思うので、給料がそこまで高くない仕事は若手でも希望があると思います!

なので、初めのうちは多少お給料の少ない仕事をしながら経験を積みつつ、少しずつ転職をして条件の良い仕事を目指す人が多いんじゃないかな。早ければ2、3年目には時給の高い仕事につける人もいますね。

(もちろん初めから常勤で働いている人もいますよ〜。その場合は、知り合いから紹介してもらったパターンが多いかな。もしくは公務員とかね。)

こひつじ

こひつじ

少しずつステップアップしていくんだね

真面目に勉強していれば、ステップアップが可能

仕事をしながら技術を磨き、研修や学会に参加しながら勉強し…そうやって頑張っていれば、ステップアップしていかれると思います。

知り合いから「○◯で人を探しているんだけど、どう?」と直接仕事の話をもらえることもあるでしょう。

 

この人と一緒に働きたい!と思ってもらえるように努力することが大切ですね。

安定した職種ではない。そのリスクをどう捉えるか

働く=常勤、と必ずしもならないのが心理業界。

安定した職種か? いえ、残念ながらそうとは言えません。

若手で稼げないうちは、研修費やスーパーヴァイズ費を捻出できないことだってあるでしょう。

それでもいいから、この業界で働きたい!と思えるかどうか。

先述した通り、仕事自体は今のところあります。シロさんの周りは皆んな生きていかれています。お金持ちじゃないけどね。ただし不安定というリスクを承知の上でこの世界に飛び込んでいるんです。

AI(人工知能)の技術が進んでも、生き残りやすい分野の仕事

ちょっと良いことを書いてみると。

今AIに仕事が奪われる!って話をよく聞くようになりました。

でも心理の仕事は、AIの苦手分野だと思うんですね。単純作業とか確率とか、そういうのだけじゃない、細やかな感情の機微を扱う仕事ですから。

そういう意味ではAIが発展しても、生き残りやすい分野ですよね。

まとめ

シロさん

シロさん

全く仕事がないわけではないけれど、始めは内定をとるのに苦労したり、非常勤職だと不安定です

ということになります。

やりがいのある仕事だと思うし、実力次第ではしっかり稼いでいる人だっているんです。

ただ臨床心理士や公認心理師の資格さえとれば安泰、というわけではないので、日々の研鑽を忘れない心を持つことが大切なんじゃないかなと思います。